このページにたどり着いた方の多くは、M&Aを選択肢として真剣に考えているものの、想像できない世界のために大きな不安を感じているという方でしょう。「悪質な業者に騙されるのではないか?」という懸念を持っている方も相当いらっしゃると思います。
中小企業経営者様のお話を伺うと、「本音では、赤の他人に会社を売却するなんてしたくないよ」という方が大半です。私も中小企業の経営者ですので、人生を懸けて育ててきた会社を売りに出すということは、大変残酷なことだと感じています。
弊社にご相談にいらっしゃる方の中には、後継者不在を初めとした已むに已まれぬ事情から、断腸の思いでM&Aを検討せざるを得ないという方が多く、大変心が痛みます。しかし、世の中では多くの売り手経営者が、悩み抜いた末にM&Aを決心したにも関わらず、中小企業M&Aというものを十分理解しないまま軽々にM&Aに突入しています。そして残念ながらその多くが、まるで業者が敷いたベルトコンベアで流されるようにM&Aを成立させ、すべてが終わった後に取り返しのつかない後悔をしているのが現実です。
私は、M&Aは業者が宣伝するほど完璧な選択肢ではないものの、それでも優れた事業承継手段の1つであることは事実だと考えています。そのため、それを理解できずに失敗してしまう売り手経営者が少しでも減り、中小企業M&Aがもっと健全に発展してほしいと切に願っています。そこで、私が中小企業M&Aに携わった経験を元に会得した、事業承継でM&Aを成功させるための知識と知恵のすべてを無料で公開します。
机上の理論理屈ではなく、現場で培った本当のノウハウを記述しているため、M&A業者が宣伝で書いた本やWeb記事とは異なる内容もあるでしょう。当サイトでは根拠も併せて記載していますので、どちらが実態を表しているかは、あなたご自身でご判断ください。先入観を捨てて「どちらが現場で使える知識なのか?」を考えていただければ、必ず我々が真実をお伝えしているとご納得いただけるでしょう。
M&A成功のポイントは簡単には言い表せません。ただ、敢えてたった一言で表現しようと思えば、以下の言葉は常に頭に留めていただければと思います。
M&Aでは、絶対に成立を目指してはいけない
このことを肝に銘じておくだけで、M&Aの成功率は間違いなく跳ね上がります。
これから、それがどういう意味なのか、そして実際のM&Aプロセスの中でどう立ち回ればよいのかについて、可能な限りわかりやすく説明していきます。しっかり読み込んでいただければ、M&Aの本当の形がクリアに理解でき、成功を目指すうえで重要となるポイントとコツが自然と身につくことでしょう。
書籍を上回る情報量となっており、時間はかなりかかると思いますが、それ以上に価値のある知識と知恵をご提供することをお約束します。このページにめぐり会った今日が、M&Aを検討するあなたにとって、人生の大きなターニングポイントになると我々は確信しています。
当サイトで公開している記事は、㈱STRコンサルティング代表取締役の古旗淳一(公認会計士・税理士)が、中小企業のM&A業界に身を置いて実際に体験した事実から見出した、M&Aを検討するすべての人が持つべき知識と、本当の意味でM&Aを成功させるための知恵を詳しく解説したものです。
このページではそれらの記事の中から、M&A検討段階~M&Aプロセス進行中の中小企業経営者様に、特に読んでいただきたい記事をピックアップしています。その中でもさらに重要な記事には〔重要〕を付していますので、優先的にご確認ください。
なお、弊社はM&Aアドバイザーではありませんし、特定のM&Aアドバイザー・仲介会社とは、一切関係ございません。中立の第三者の見解としてご参考にしていただければと思います。
Step.1
M&Aの基本となる知識
M&Aは多くの中小企業経営者にとって、これまで縁遠い世界でした。そのため、多くの誤解や理解不足が見受けられます。M&Aのアウトラインと重要ポイントは、何よりも先に理解しておくべきことです。
まずは中小企業M&Aの“本質”を感じ取ろう
M&Aは中小企業経営者の人生を大きく変える重大な決断プロセスですが、それにもかかわらず、M&Aというものが良くわからずに進めてしまい、後悔する売り手オーナーは少なくありません。まずは中小企業M&Aの本質に迫り、本当に重要なことを心に留めながら進めていきましょう。
中小企業M&Aの本質は売り手経営者の「個人的願望」を追求すること〔重要〕
中小企業M&Aとは何でしょうか? それは単なる株式や事業の売買ではありません。より本質的には、売り手経営者が人生を懸けて心血を注いだ会社を譲り渡すことであり、単なる売買取引と割り切れるものではないはずです。まずは第一歩を正しい方向に進めるため、中小企業M&Aとは何かを理解しましょう。〔記事を読む〕
M&Aで一生後悔したくないなら追い求めるべき、たった2つの成功軸〔重要〕
M&Aの「成功」とは何でしょうか? それは決してM&A取引の「成立」を意味するものではありません。一生後悔しないM&Aを目指すなら、M&A成功の本質を愚直に目指していく必要があります。それは決して難しいものではありません。あなたが意識すべき成功軸は、たったの2つです。〔記事を読む〕
M&A価格はどう決まる?価格相場の調べ方と高く売る3つのコツ〔重要〕
自社の価格相場が知りたい方はたくさんいらっしゃいます。ですが、実際のところ「利益の何倍」のような価格目安には何の意味もありません。M&A価格が決まる仕組みと相場観の見積り方を解説し、高値を引き出す3つの戦略をご紹介しましょう。〔記事を読む〕
8つの失敗と成功の事例で学ぶ社員を不幸にしない会社売却のコツ〔重要〕
M&Aで残される社員・従業員さんの処遇や未来を気にされる売り手オーナーさんは大変多くいらっしゃいます。社員も幸せになったM&Aもありますが、不幸になった事例も少なくありません。社員を不幸にしないためには、少々コツが必要です。〔記事を読む〕
M&Aの基礎知識を習得しよう
ビジネスで成功にはその環境や慣行を知らなければならないのと同様に、M&Aで成功するにはM&Aというのが何かを知っておかなければいけません。初心者である中小企業経営者でもM&Aの全体像が掴め、その中で注力すべきポイントが概観できるよう、以下の記事を用意しました。
5ステップで掴めるM&Aの流れと時間軸!イラスト付きやること一覧〔重要〕
M&Aは具体的にどのような流れで進んでいくのでしょうか。専門用語を極力使わずに、M&Aの大まかな流れをイラストを交えながらご紹介します。まずは5ステップで全体の流れを大掴みしてから、それぞれのステップの内容を理解していきましょう。〔記事を読む〕
業者に騙される前に知っておきたいM&A仲介のビジネスモデル
M&A仲介会社のビジネスモデルについて、よく「仕入の商売」という表現がなされます。このビジネスモデルが、結果として悪質な業者の存在を許しているのも事実です。依頼する前に知っておきたい彼らのビジネスモデルをご紹介しましょう。〔記事を読む〕
価格だけじゃない!M&Aを「入札」で進める3つのメリット
中小企業M&Aの買い手探しは「入札」という方法で行われることが多いです。M&Aの入札は競売やセリのようなものではなく、最高の買い手候補から最大の条件を引き出す「弱者の戦略」です。〔記事を読む〕
初めてのM&Aを入札で成功させるために売主本人が学ぶべき基礎知識〔重要〕
売り手にとって、入札でM&Aを進めることは非常に有効な手段です。一方で、そのコツをしっかり理解して立ち回ることができなければ、無意味に終わることにもなりかねません。決して難しいことではないので、しっかりとコツを抑えていきましょう。〔記事を読む〕
M&Aの種類・手法一覧!売買向きな4スキームのメリットデメリット〔重要〕
M&Aの種類や手法は大変幅広く、複雑です。「どのM&A手法を使えばいいか?」と考えるときは、必ず「自分は何がしたいのか?」から考えましょう。会社や事業の売買がしたい場合、知るべきM&Aスキームは、たったの4つだけです。動画を交えながらメリット・デメリットを解説しましょう。〔記事を読む〕
初心者でもすぐマスター!実はシンプルな株式譲渡の税金計算と節税策
M&Aの税金は決して難しくはないのですが、多くの税理士さんが未体験であり、適切な税務アドバイスができていない現状があります。その結果何倍も余計な税を払う実例もありますので、他人に丸投げせずに基本はしっかりと理解しておきましょう。〔記事を読む〕
自分が本当に目指すべきM&Aの成功の見定め方
もしもM&Aを実施することになったら、それは絶対に成功させなければいけません。たった1つの大事な会社を売る決断をするには、M&Aの成功をしっかり見定め、ぶれない軸を作っていきましょう。
5つのステップでわかる成功するM&Aの始め方とハマりがちな落し穴
M&Aを検討・決断したときは、最初に何をすべきでしょうか。M&A初心者が最初に行うべき5つのステップと、その際に気を付けなければならない陥りがちな落し穴について解説します。〔記事を読む〕
M&Aの成功とは?あなたに最適なゴールを明確にする7ステップ
M&Aの成功は人それぞれ。後悔のないM&Aを成功させるためには、自分にとってM&Aの成功とは何かを定義しましょう。7つのステップで誰でもできる成功定義の方法をご紹介します。〔記事を読む〕
株式譲渡と事業譲渡の5つの違い!迷ったら7ステップで検討しよう
弊社では数多くの売り手様からM&Aスキームについてのご相談をお受けしています。その中で、「株式の譲渡」と「事業の譲渡」の5つの本質的違いがスキーム選択の大半の決め手になっていること、7つのステップで順番に検討することがもっとも効率的と気付きました。その内容を基礎から詳しく解説していきます。〔記事を読む〕
Step.2
M&Aを選択すべきか真剣に悩み考え、後悔しない知恵
事業承継の手段はM&Aだけではありません。M&A以外にも親族内承継(子どもに継がせる)や親族外承継(部下に継がせる)といった手段があり、1つの選択肢に過ぎません。なぜM&Aを選ぶのか、その理由が腹落ちするまで考え抜きましょう。
事業承継の選択肢とM&A
事業承継の方法はM&Aだけではありませんし、M&Aが常に最適な方法とは限りません。M&Aは生半可な気持ちで成功にたどり着けるほど甘くないので、不退転の決意が生まれるまで、しっかりと悩み考え抜きましょう。
会社を売ると、あなたに何が起こるのか?~覚悟はできていますか~
M&Aの検討段階では、会社を売るということがどういうことなのか、あまり明確にイメージできていないと思います。実際に会社を売った人には何が起き、何を感じているのでしょうか? イメージを具体化していただくためにまとめました。〔記事を読む〕
親族内承継とM&A、2つの事業承継にもう悩まない会社分割の活用術
事業と会社を誰に承継するかという問題は非常に悩ましいですが、これは1人にすべてを渡さなければならないというわけではありません。複数の相手にそれぞれの方法で承継できる「会社分割」という手段がお悩みの特効薬になるかもしれません。〔記事を読む〕
M&Aのネガティブ情報にも耳を傾けよう
将来M&Aを選んだことを絶対に後悔したくないならば、M&A仲介会社が発信する「M&A成功体験」や「M&Aで生まれたイイ話」だけ読んでいてはいけません。M&Aのネガティブな面もしっかり理解しておかなければ、「こんなはずじゃなかった」と後悔することは目に見えています。
鵜呑みは厳禁!M&A業者が言う「売り手のメリット」7選とその真相
M&A仲介会社はあなたにM&Aを選択してほしいので、M&Aがいかに素晴らしい事業承継手段かを情熱的に語ります。それは嘘ではないのですが、すべてがあなたに当てはまるとは限りません。よく語られる売り手のメリットとその真相について、しっかりと理解しておきましょう。〔記事を読む〕
仲介会社は教えてくれないM&Aの売り手の9つのデメリット〔重要〕
M&Aには当然デメリットが存在し、このデメリットによって泣きを見ている元オーナーは決して少なくありません。これをきちんと理解しておかなければ後悔の素ですし、事前に知っておくことでM&Aを失敗しないポイントも掴めるでしょう。〔記事を読む〕
M&Aについて誰かに相談するときの注意点
M&A検討の初期段階は、様々な情報が欲しいと強く思う時期でしょう。しかし、相談先のアドバイスには「紹介手数料」という余計なバイアスが掛かっている可能性に、常に注意する必要があります。
オススメなんてカネ次第?M&Aのウラで動く紹介手数料の話
M&A仲介会社のネットワークは目を見張るべきものがあり、全国の銀行や税理士の多くが売り手オーナーを紹介することで紹介手数料(バックマージン)を受け取る仕組みになっています。紹介手数料とはどのようなものか、その裏側を理解しておきましょう。〔続きを読む〕
騙されるな!M&Aの相談相手はウラ側も知って慎重に選ぼう
前項の紹介手数料は、M&Aのような「仕入の商売」では付き物です。ではそれを踏まえて、誰かにM&Aを相談する際には何に気を付けるべきなのか?相談相手の裏側と注意点をご説明します。〔記事を読む〕
Step.3
優秀で最適なM&Aアドバイザーを選ぶ知恵
仲介会社などのM&Aアドバイザーは、M&Aプロセスを取り仕切る重要な役目を担っています。優秀なM&AアドバイザーなくしてM&Aの成功は困難です。
ただし、中小企業M&A業界は過渡期にあり、低品質で悪質なM&Aアドバイザーも少なくありません。M&Aを決断したなら、M&Aアドバイザー選びは絶対に失敗できない最初の正念場です。
最適なM&Aアドバイザーを選ぼう
仲介会社にせよ、FAにせよ、大きなお金が動くビジネスには本物と偽物が入り混じります。何の実力も経験もない業者が何も知らない売り手を口車に乗せることができるM&A業界だからこそ、きちんとした知識と知恵を得て業者を吟味していきましょう。
初心者にオススメなM&A仲介の選び方!大手ランキングや手数料比較〔重要〕
非常に儲かっているビジネスとして成長著しいM&A仲介ですが、非常に評判の悪い仲介会社も少なくありません。この記事では、M&A業界の現状や実情を紹介しながら、適切な仲介会社の選び方について解説していきます。最後まで読めば、適切な仲介会社選びのポイントが理解できるでしょう。〔記事を読む〕
仲介とFAの違いを現場目線で徹底解説!選択のポイントはコレ!
M&A業者には2つの種類があります。1つはM&A仲介会社、もう1つがファイナンシャルアドバイザー(FA)です。それぞれ立場が違い、選ぶべきケースも異なります。理屈だけではなく現場レベルでの違いを解説し、選択する際のポイントをご紹介します。〔記事を読む〕
M&Aで悪質なFA(ファイナンシャルアドバイザー)に出会った3つの実例
悪質・低品質なM&A仲介業者が少なくない中小企業M&A業界ですが、ではFAであれば信用できるかと言えば、一概にそうとは限りません。私が出会った悪質なFA達の実例を3つご紹介しましょう。〔記事を読む〕
M&Aの手数料相場一覧!大手仲介4社の金額がすぐにわかるシート付
M&A仲介の手数料は非常に複雑に設計されており、しかも各社バラバラです。手数料の種類一覧と、上場系仲介会社4社の手数料額を計算・比較するエクセルシートを用意しましたので、各社の手数料を比較しながら依頼する仲介会社を検討しましょう。〔記事を読む〕
Step.4
誠実で素晴らしい後継者を見つける知恵
M&Aでは、自分にとって最良の後継者を見つけることが成功の絶対条件です。どんな相手に売りたいかを事前に整理し、それに近い相手を選び出しましょう。
戦略的に買い手を探し、興味関心を引き付けるテクニック
M&Aの買い手探しは、マーケティングと通じる部分が多々あります。「どのような相手に売り込んでいくか」と「その相手にどんな情報を伝えるか」は、入念に戦略を練って決めましょう。
ショートリストとは?M&Aで重要な4つの役割と作り方5ステップ〔重要〕
ショートリストとは、買い手候補になりそうな相手に売り込んでいく際の「売り込み先リスト」です。これは重要なマーケティングツールですので、単なるインスピレーションではなく戦略的に作成しましょう。〔記事を読む〕
ノンネームシートとは?その2つの役割と業者任せでは身バレする理由
ノンネームシートとは、会社名を伏せたうえで買い手候補に会社の概要を示し、興味があるかどうかを確認するものです。身バレを防ぐためのツールであるとともに、買い手候補に対する最初の情報発信ですので、興味関心を引き付ける内容にしましょう。〔記事を読む〕
複数の買い手候補から最良の相手を選び出す方法
中小企業のM&Aはオークション型であることが多く、良い会社であればたくさんの入札が集まります。その中から、どのように1社に絞り込めばいいでしょうか。以下の記事を参考にしながら、自分にとって最良の後継者を選びましょう。
最良の後継者を選ぶM&Aトップ面談の7つの意義と6つの準備〔重要〕
買い手候補を自分の目で見定める最初で最後の機会が、「トップ面談」と呼ばれる買い手候補の経営者との面談です。これは単なるセレモニーでは決してなく、互いに相手を品定めする重要なM&Aプロセスですので、十分な準備をして臨みましょう。〔記事を読む〕
M&A相手を選択するために確認したい事業計画の9つの重要ポイント〔重要〕
買い手候補を比較する際、望ましい事業運営をしてくれるかどうかは非常に重要な要素です。これを確認するためには事業計画(未来図)を訊き出して比較する必要がありますが、その際に必ず確認したい9つのポイントをご紹介します。〔記事を読む〕
会社の譲渡で「雇用維持」を実現するM&Aプロセスの7つのコツ
「従業員雇用を継続的に維持したい」という想いがM&Aの動機であれば、単に買い手を見つけてくるだけでは到底目的は達成できません。M&Aプロセスにおける立ち回りにはポイントがあります。その7つのコツをご紹介しましょう。〔記事を読む〕
Step.5
M&Aの対価を最大化し、節税で財産を残す知恵
M&Aは株式や事業という財産の売却でもあります。株主として利益を得るのは当然のことであり、その金額は多いほうが良いに決まっています。
最大の価格でM&Aを実現するとともに、適切な節税で財産を残しましょう。
M&A価格はどのように決まるかを知っておこう
最大のM&A価格を引き出すためには、M&A価格がどのように決まるかを知っておきましょう。これを読んでおくと、M&Aにおける価格交渉のルールが見えてきます。
セラーズバリューとバイヤーズバリュー/価格が決まる唯一の仕組み〔重要〕
M&Aの価格はどのように決まるのでしょうか?「公認会計士などが難しい理論理屈を駆使して決めるものだ」と思っていたら、それは買い叩きに遭う危険性が極めて高いです。実際の価格決定はすごく単純な仕組みで決まるものです。〔記事を読む〕
M&Aでの「適正価格」は情弱誘導の虚構ってことがスッキリわかる話
M&Aという買い手が大きなリスクを背負う取引においては、「適正価格」という概念自体が成り立ちません。しかし、成り立たないはずの「適正価格」という言葉を振り回す買い手やM&Aアドバイザーも存在します。それはつまり、「情報弱者」である売り手を誘導しようとしているということです。〔記事を読む〕
M&A価格を高くする『のれん代』について日本一わかりやすく解説!
M&A価格を考える上で、のれん代は絶対に理解しておくべき概念です。これはまったく難しいものではありません。可能な限りイメージしやすく解説し、のれん代を高値にする方法もご紹介しています。〔記事を読む〕
M&Aの【シナジー効果】のすべて|意味、種類、重要性、価格反映
M&A価格を引き上げる重要な要素に「シナジー効果」と呼ばれるものがあります。相乗効果として名前は知っていると思いますが、その詳しい内容やどのように価格に織り込まれるか、その仕組みを知っておきましょう。〔記事を読む〕
M&A価格を引き上げる「節税効果」という最強の知恵
会社を高く売ろうと思ったら、対象会社が将来受ける「節税」に注目しましょう。これをうまく使い、適切に買い手に情報を開示するだけで、M&A価格が1.3~1.5倍に跳ね上がったり、デューデリジェンスの減額要求が3割減になったりします。知らなければ大損する節税効果について、考え方だけでも自分で理解しておきましょう。
M&Aの価格交渉で知らなきゃ大損する繰延税金資産の基礎知識
繰延税金資産とは、将来の税負担軽減効果を資産として評価したもので、これを使えば買い手候補に適切に節税効果の存在を伝えることができ、入札額を引き上げることが可能です。逆に知らなければ大損するところですので、基本はしっかり押さえておきましょう。〔記事を読む〕
M&A価格が1.5倍にも!驚きの【のれんの節税効果】徹底解説
買い手のシナジー期待や希少価値に頼らず、対象会社の価値を上げることでM&A価格を引き上げる方法として、最大最強の威力を発揮するのが「のれんの節税効果」です。M&A価格を1.3~1.5倍に跳ね上げるのれんの節税効果について、その仕組みを理解しておきましょう。〔記事を読む〕
M&A価格を最大化する知識と知恵のすべて
M&A価格を最大化したいなら、適切なタイミングで適切な情報を開示することを筆頭に、M&Aプロセス全体で適切に努力していく必要があります。以下の記事では具体的な方法をご紹介しています。
誰でもカンタン!M&A前に行うべき会社の【磨き上げ】の方法と事例
M&Aや事業承継を見越して、会社の問題点を洗い出したり、より魅力的な会社に見えるよう改善することを「磨き上げ」と言います。この磨き上げについて、何から手を付けるべきかと相談いただくこともありますが、後継者のためにできることから実践すれば十分です。〔記事を読む〕
会社を安値売りしない【M&A譲渡価格の目線】設定の3つの視点
オークションにおいて、最初に売り手がどの程度の譲渡価格の目線を持っているかという情報は、買い手候補各社の入札において大きな影響を与える重要な駆け引き要素です。安くてはいけませんし、高すぎてもいけません。価格目線設定時に持つべき3つの視点をご紹介します。〔記事を読む〕
M&A売価に3倍差が付くインフォメーションメモランダムの内容〔重要〕
インフォメーションメモランダム(IM)とは、入札前に買い手に提供される対象会社の情報集です。これはM&A価格を引き上げる最重要資料ですので、誠実な入札がたくさん集まるよう、内容には入念に気を配りましょう。〔記事を読む〕
【売主向け】DD後の最終条件交渉で負けないM&A価格交渉術
デューデリジェンス後の条件交渉段階になると、一時的に買い手との対決モードになります。仲介アドバイザーは助けてくれません。相手の要求の弱点を見つけ、少しでも減額を押さえましょう。価格交渉での売り手側のテクニックをまとめました。〔記事を読む〕
適切な節税で財産を残す方法
M&Aは多額の収入が入るため、納税額も多額になります。M&A後引退となる売り手オーナーとしては、適切な節税で財産を守っていきましょう。
【図解】株式売却M&Aの税額が半分にも?!個人売主の3つの節税策〔重要〕
M&Aで個人の株主が使える節税手法は3つあり、ときには税額が半分になることもあります。それぞれの節税手法の方法や仕組みについて、図解で詳しく学んでいきましょう。〔記事を読む〕
超簡単!M&A前のヨコの会社分割(分割型分割)での節税効果計算法
個人株主が使える3つの節税手法のうち、ヨコの会社分割を使ったスキームの節税効果は簡単に概算することができます。貸借対照表を見ながら、自社の節税効果を試算してみましょう。驚くほどの金額になることも珍しくありません。〔記事を読む〕
Step.6
M&Aの失敗リスクをさらに遠ざける知恵
繰り返しになりますが、M&Aは絶対に失敗できません。上述の記事を熟読すれば成功確率が大幅にアップすることは間違いありませんが、失敗のリスクをさらに引き下げる方法をご紹介しましょう。
失敗リスクを遠ざけるために読んでいただきたい記事
M&Aの失敗リスクはM&Aプロセス全体に潜んでいます。特に失敗に結び付きやすい問題に対応していただくため、以下の記事を用意しました。
売却M&Aの失敗は、たった2つの要因による!5つの防止策も解説
M&Aに失敗する要因にはどのようなものがあるのでしょうか。実は、売り手側の大半は、たった2つの要因に集約することができます。その要因と、同じ失敗をしないための防止策をご紹介します。〔記事を読む〕
M&Aのリスクと回避方法|初心者の売り手が警戒すべき7つの危険〔重要〕
M&Aを失敗させないためには、どのようなリスクが存在するかを理解しておく必要があります。本記事を読んでおけば、問題が顕在化する前に適切な対処ができるようになるでしょう。〔記事を読む〕
M&Aの基本合意書とは?目的・内容と書き方の【意外な注意点】
M&Aプロセスの中盤に結ばれる基本合意は、法的拘束力がないためつい軽視してしまいがちです。しかし、不慣れな状態で下手に細かい記載をしてしまうと、思わぬ自縄自縛に陥るリスクを抱えます。〔記事を読む〕
初めてのM&Aでデューデリジェンスを受ける際の6つの準備と心構え〔重要〕
デューデリジェンスは、買い手にとってM&Aの成功のカナメとなる極めて重要なM&Aプロセスです。したがって、不誠実に対応すると信頼関係が崩壊し、破談に直結します。初めてデューデリジェンスを受ける際の準備や心構えをまとめました。〔記事を読む〕
甘く見ると大火傷!M&A株式譲渡契約で絶対注意すべき5条項〔重要〕
長かったM&Aプロセスの集大成がM&Aの最終契約です。ここに来るまでにヘトヘトになってしまう方も多いですが、この契約書がご自身の将来を決定的に左右しますので、絶対に手を抜いてはいけません。特に注意すべき5条項をまとめました。〔記事を読む〕
事例で学ぶ円満なM&Aのための従業員への説明のタイミングと方法〔重要〕
M&A契約が終われば、とりあえずM&A成立の目途がたったと言っていいでしょう。しかし、気を抜くのはまだ早いです。多くの方がもっとも気が重いとおっしゃるのですが、従業員さんへの説明会が残っています。ここをおざなりにしてしまうと、M&Aは一直線で失敗に直結します。〔記事を読む〕
もしも今、「失敗するかも」と感じているなら
これをご覧のあなたが、すでにM&Aプロセスの進行中であり、すでに選んでいるM&Aアドバイザーや買い手候補に大きな不安を抱いているなら、M&Aをこのまま進めてもよいのか、もう一度考えてみませんか? M&Aの失敗は一生の後悔となります。もしお悩み中でしたら、今すぐ以下の記事を参考にしてみてください。
M&Aで不安・不信を感じた際のセカンドオピニオンの3つの方法
M&Aの進み方に不信感を感じたり、買い手から提示された価格や条件に不満を感じて、弊社に「セカンドオピニオン」をご依頼される方は少なくありません。そのようなご相談をいただいた場合、弊社では3つの方法で意見を提示させていただいています。〔記事を読む〕
M&Aの専任アドバイザリー契約の功罪と契約解除に持ち込んだ3事例
M&Aアドバイザーの多くが専任契約(独占契約/専属契約)でクライアントの選択肢を縛っています。これはある程度仕方のないことですが、悪質な場合は契約解除に持ち込みましょう。当社が実際に持ち込んだ事例を3つご紹介します。〔記事を読む〕
マトモなIMが作れないM&Aアドバイザーは契約解除すべき5つの理由
もしもインフォメーションメモランダム作成中にM&Aアドバイザーの力量に疑問を感じたのであれば、早急に契約を再考することを強くおすすめします。IMはそれだけ重要であり、タイミング的にも最後のチャンスになりかねないためです。〔記事を読む〕
買い手の買収意図や意欲に不信を感じたら疑うべきM&Aのウラ側
M&Aプロセス進行中の売り手様から、「仲介業者から推薦された買い手候補の意図や意欲がよくわからない」というご相談をよくいただきます。調べてみれば、ほとんどの場合で同じ背景が原因となっています。M&Aの裏側と対処法をご紹介しましょう。〔記事を読む〕
もしM&Aが不安でしたら、ぜひご相談にいらしてください
M&Aという、経営者人生の最後を飾る大きな決断をするとき、あるいは、初めてのM&Aプロセスが進行している最中は、不安で不安で仕方なく感じるのは当然のことです。M&Aはご自身の人生だけでなく、ご家族や事業に携わるすべての方々に影響する大きな決断ですから、真剣に考えるほど不安になると思います。
株式会社STRコンサルティングは、そんなご不安を少しでも解消しつつ、ご自身の人生にとって最高のM&Aにしていただくためのコンサルティングサービスをご提供している会社です。M&Aの最後まで、その「成功」を目指して一緒に併走させていただきます。初期相談は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
なお、弊社代表の古旗(公認会計士・税理士)が「古旗淳一会計事務所」を併設しております。いかなるFAや仲介会社とも競合関係にはありませんので、M&Aアドバイザーの専任契約の制約は受けません。M&Aプロセス進行中であっても、セカンドオピニオンとしてご相談にいらしてください。
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