会社の価値と売却価格

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3億円の土地を買うと株価が2億円下がる?M&Aで不動産や機械が「ゼロ評価」される理由と対策

この記事は、当社のYouTubeチャンネル「M&A顧問のSTRコンサルティング」で公開した動画の内容を、読みやすく整理してご紹介するものです。記事の途中に、動画の該当場面へのリンクを入れていますので、あわせてご覧ください。 「店舗や工場の土地・建物、工場の機械などは、どんなに価値があっても、M&Aの企業価値評価には織り込まれず、実質ゼロ評価になってしまいます」 M&Aの情報を集めていると、このような…

【デロイト トーマツ】M&A価格が3倍に!一流FAの高値売却ノウハウを徹底解剖

株式会社STRコンサルティングは、2026年11月12日(木)、合同会社デロイト トーマツのFA(フィナンシャル・アドバイザー)チームとのトークセミナーを行います。会社の売却を検討されている経営者様向けのセミナーとなります。。 デロイト トーマツは、世界4大会計事務所グループ、いわゆる「Big4」の一角を占めるデロイトのメンバーファームとして、上場企業をはじめとする数多くのM&Aを支援してきたプロフェッショナルフ…

EV/EBITDA法のM&A値決めや倍率目安、計算を会計士が解説

M&A価格を決めるときに、「どのように値決めをすれば高値づかみせずに買えるか?」は、買い手企業にとってとても悩ましい問題です。どんなに有望な事業を買収しても、投資回収できない額で買ってしまうと大損することになります。 多くの買い手企業が、高値づかみを避けるために、独自の社内ルールを設定しています。中でもよくある社内ルールが、 株式の値段として、純資産+想定営業利益の〇年分までとする(年買法) 事業…

不況時のM&A市場解説!不景気の会社売却の判断基準と高く売るコツ

本稿執筆時現在、新型コロナウィルス(COVID-19)の影響で、景気の急激な悪化が顕在化しています。 これまで、「いずれ会社を売ろう」とお考えだった方の多くが、 今後長期的な不況になったら買い手がつかなくなるのでは? 売れたとしても思い切り買い叩かれるのでは? と大きな不安を感じているでしょう。今急いで売るべきか、じっと耐えて景気の好転を待つべきか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。 結論から言うと、す…

M&A価格を高くする「のれん代」とは何か日本一わかりやすく解説!

「のれん」とか「のれん代」、あるいは「営業権」という言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、その内容についてきちんと説明できる人は、意外なほど少ないのが現状です。 多くの方が、真剣にM&Aを考えながら、のれん代というよくわからない概念に振り回されています。そして、必要以上に複雑に捉え、よくわからなくなり、「よくわからないからプロに丸投げしよう」と諦めます。 そんな状態でM&Aを「成立」させて…

株式譲渡の金額はどう決める?パターン別の価格一覧と税務リスク

株式会社の事業承継において、「株式をいくらで後継者に譲渡すればよいか?」は結構複雑な問題です。 公認会計士や税理士であっても、慣れていなかったり、相続税のことしか知らない人だと、よくわからないことを言い出すことがあります。たとえば、 非上場株式の価格は国税庁の評価ルールで「時価(適正価格)」が決まっており、それより高い金額・安い金額で譲渡すると税務調査で贈与に認定されることがありますよ という話を、…

のれんの減損とは?M&Aが巨額損失を起こす仕組みを基礎から図解!

M&A関連のニュースで定期的に話題に上がるのが、「のれんの減損損失」というものです。たとえば、昨日(2019年1月31日)は野村ホールディングスが814億円の減損損失を発表しています。 ▶野村HD、1千億円超の最終赤字に リーマンなど「のれん」で減損[外部] では、この「のれんの減損損失」とは何でしょうか?「のれん」と「減損」という取っ付きづらい言葉が組み合わさった言葉ですので、「なんかヤバいことになっ…

【完全版】DCF法の計算手順や欠点を基礎からわかりやすく図解

企業や株式の「適正な経済価値」を測ることを企業価値評価(バリュエーション)と言いますが、この企業価値評価の計算方法の1つにDCF法があります。 DCF法は、学術的なファイナンス理論に裏打ちされ、理論上もっとも合理的な企業価値評価方法と言われています。そのため、バリュエーションの中心的な技法として扱われています。 その一方で、実際の現場レベルでは、驚くほど信用されていない方法でもあります。これはDCF法が学術…

負ののれんとは?発生原因と特別利益になる理由を会計士が徹底解説

M&A価格と会社の純資産(時価)との差額を「のれん」と言いますが、これとよく似た言葉に「負ののれん」(negative goodwill)という言葉もあります。 負ののれんの「負」とは負の値のことで、つまりはマイナスのことです。M&Aでは、普通は純資産額(会社が持っている財産の価値)よりも高値で売買されるものですが、たまに事情があって非常に安く買収できることがあります。このような場合に、負ののれんが発生します。 …

アーンアウトとは?中小企業M&Aではやめたほうがいい価格決定条項

M&A価格の決め方の1つに、「アーンアウト(Earn out)」という方法があります。日本語では「条件付き取得対価」と呼ばれますが、何だかよくわからない名前で戸惑う方も多いでしょう。 アーンアウトは、簡単に言えば「M&A価格の一部を出来高払いにする」というイメージです。詳しくは後述しますが、 M&A後1年で売上高が5%以上伸びたら、買い手は売り手に2億円追加で支払う などの条件を、M&Aの契約書に書…

価格調整条項とは?中小企業M&Aでは採用すべきでない3つの理由

価格調整条項とは、日々変動する会社の財産を正しくM&A価格に織り込むために設けられる、最終的な価格決定の取り決めです。M&A契約書では、価格を厳密に確定するために、このような条項が設けられることがあります。 毎日変動する会社の財産を確定させるためでは、それなりに合理的な方法であり、納得感を覚える方も少なくないでしょう。実際、価格調整条項は理論的には間違いなく適正です。 ところが、実は実際のM&…

M&Aでの「適正価格」は情弱誘導の虚構ってことがスッキリわかる話

近年盛り上がりを見せる事業承継目的のM&Aですが、その特徴は「ほとんどの売り手がM&A初体験であり、一度会社を売ったら二度と体験することはない」ということです。つまり、何度もM&Aを経験している買い手や業者からすれば、売り手は圧倒的に情報弱者です。 これはどんなビジネスでも同様ですが、情報弱者は損をしたことに気付かないまま大損をさせられるものです。特にM&Aは財務や法務など専門的分野が絡み合…