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5つのステップでわかる成功するM&Aの始め方とハマりがちな落し穴

M&Aに興味があるけど、何からすればいいかわからない!という声はよく聞くところです。 身の回りにM&A関係者がいないとなかなか身近に感じませんし、かといっていきなりM&Aの営業マンに声を掛けるのは勇気が必要です。(実際、後述の理由でおすすめできません) 何らかの理由で株式や事業を売りたくなったとき、まず何をすべきでしょうか? 今回は、弊社が数多くの中小企業M&Aを見てきた結論としての「はじめに行…

名刺に書くとバカにされる!M&Aの資格が全然信用されないワケ

この記事に辿り着いた方の中には、M&A業者や地銀の方から「M&Aとかのエキスパート」やら「M&Aナントカ協会認定アドバイザー」的なことが書いてある名刺を受け取り、 この資格って本当に価値があるものなんだろうか・・・? と少し怪しんでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。 その直感は正しく、名刺にそんな資格を書いている時点で、マトモにM&Aを語れる人はいません。 M&Aの世界で優秀なM&Aア…

天国も地獄も。会社売却で社員はどうなる?迷惑掛けない3つのコツ

会社の売却を有力な選択肢として前向きに考えているものの、残される社員・従業員さんたちに迷惑だけは掛けたくない、という想いを抱く経営者さんは少なくありません。特に、中小企業を率いてきた社長としては、責任感から、 自分を信じてついてきてくれた社員を路頭に迷わせたり、みじめな思いをさせたくない 社員から「裏切られた」「見捨てられた」と思われるのだけは避けたい と考え、M&Aという選択肢の本格的な検討を…

M&Aスキームで「合併」を絶対選んではいけない3つの理由

中小企業のM&Aでは、M&Aスキーム(売買手法)は次の4つが大半を占めています。 単純な株式売買 事業譲渡 ヨコの会社分割(分割型分割)を用いたスキーム タテの会社分割(分社型分割)を用いたスキーム 主要と呼べるのはこの4つだけです。 それぞれのM&Aスキームの流れや比較については、「4大スキームを図解!中小企業のM&A手法のメリットデメリット比較」をご覧ください。 さて、専門書やM&A仲介会…

誰でもカンタン!M&A前に行うべき会社の【磨き上げ】の方法と事例

会社の磨き上げは、何か特別なことをしなければいけないと思い込んでいませんか? M&Aにおける磨き上げとは、買い手により会社に魅力を感じてもらうために、会社の至らない部分を直したり、買い手がM&A後に経営を引き継ぎやすくすることです。買い手の視点でいうと、しっかりと磨き上げられた会社は磨き上げられていない会社よりも遥かに魅力的であり、高値を出してでも欲しいと思います。 しかし、「磨き上げをしましょ…

M&A価格が1.5倍にも!驚きの【のれんの節税効果】徹底解説

M&Aは事業という財産の売買であり、売り手・買い手双方がその財産価値を正確に把握しておかなければ、一方的に思わぬ損をしてしまいます。 そのため、財産の査定は正確に行わなければいけません。これは、土地や保険積立金、簿外債務などの査定評価はもちろんですが、見落としてはならないのが「税金」です。 特に、一定のM&Aスキームで発生する「のれんの節税効果」が財産価値に与える影響は甚大です。具体的には、これ…

最良の後継者を選ぶM&Aでのトップ面談の7つの意義と6つの準備

M&Aにおける「トップ面談」とは、売り手と買い手の意思決定権者が顔を合わせ、お互いの理解やM&A後の方針について意見を交換する場です。多くの場合、入札(意向表明書)の前後に行われることが多いでしょう。 一部のM&Aアドバイザーは、トップ面談はセレモニーとかお見合い的なものであって、あまり重くとらえないようにとアナウンスしますが、筆者はまったく異なる意見です。 トップ面談とは、売り手と買い手がお互…

多数のM&Aアドバイザーに会うことの2つのリスクと対処法

中小企業M&Aでは、仲介会社などのM&Aアドバイザーの関与が不可欠です。 M&Aアドバイザーの品質は玉石混交で、昨今非常に質の悪いアドバイザーが多く業界に流入しています。老舗大手のM&A仲介会社でも、急成長と人材難を背景に同様の状況となっています。 そのため、弊社ではM&Aアドバイザーは付き合いや紹介だけに頼らず、複数のアドバイザーに会って、自分の目で実力と相性を確かめることをおすすめしていま…

親族内承継とM&A、2つの事業承継にもう悩まない会社分割の活用術

事業承継は会社と事業を誰に託すかという問題です。 この問題の難しいところは、事業は生き物であり、適切な人に任せなければダメになってしまう一方で、会社(株式)は財産であり、容易に他人に渡せないということです。事業を渡せる相手と、渡してもよい状況(十分な対価をもらえるなど)が両立できなければ、事業承継の相手は確定しません。 しかし一度自分を顧みてほしいのですが、「会社=事業」という固定観念ができていま…

M&Aの価格交渉で知らなきゃ大損する繰延税金資産の基礎知識

M&Aアドバイザーや買い手のM&A担当者、そして売り手オーナーにとって、財務や税務の知識は必要不可欠なものです。売り手であれ買い手であれ、財務リテラシーの低いM&Aアドバイザーは使うべきではないと断言できます。 価格交渉の場では、たとえば「引当金」や「簿外債務」の存在に気付くか気付かないかで、双方にとっての「あるべき価格」が大幅に狂います。その最たる例が「繰延税金資産/繰延税金負債」であり、こ…

甘く見ると大火傷!M&A株式譲渡契約書で絶対注意すべき5条項

M&Aの最後の山場が「最終契約(Definitive Agreement/略してDA)」です。 最終契約とは、M&Aをクロージングするための契約、すなわち株式譲渡契約(SPA)や事業譲渡契約(APA)の総称ですが、いずれにせよ、M&Aプロセスとは、この最終契約を誰とどのような内容で結ぶかを決める手続きに他なりません。つまり、長いM&Aプロセスの集大成が最終契約書に現れます。 そのため最終契約の交渉は絶対に妥協してはならない…

M&Aの売り手のメリット7例|業者の宣伝はどこまで信用できるのか

事業承継に対する大きな不安や、M&A業者の話から、M&Aという手段に対してメリットを感じている中小企業経営者は少なくありません。でも、M&Aという「劇薬」に対し、業者の甘言蜜語をどこまで信用していいのか不安に思っている方も多いでしょう。 実際、M&Aには一般的に大きなメリットがあるのは事実です(デメリットもありますが)。でも、大事なことはそのメリットを自分や自分の会社が享受できるかどうかです。…