M&A(譲渡)

column

会社の値段に3倍差が付くインフォメーションメモランダムの記載内容

売り手が少しでも多くのM&A価格を獲得しようと思ったら、何に力を入れるべきでしょうか? 「磨き上げ」、「のれんの節税効果」、「価格交渉」なども大事ですが、最大の正念場は「インフォメーションメモランダム(IM)」です(企業概要書、案件概要書とも言います)。 私はM&Aの買い手側に属したこともあり、多数のM&Aアドバイザーが持ち込む何百という案件を見てきました。その中で発見したことは、良くできたインフ…

M&Aプロセス徹底解剖!会社を高値で売る立ち回りのポイント

初めてのM&Aだと、どのようなプロセスを辿って進んでいくものか見当もつかず、大きな不安を感じますよね。 事実、M&Aは1つ1つのプロセスの積み重ねであり、「初期に何げなく言ってしまったことが、契約直前の交渉で不利に働く」といった事態もよく起こります。M&Aプロセス全体を把握して適切に行動しなければ、M&Aの成功は遠のいてしまいます。 一方で、M&Aプロセスの要所要所で、先を見通した立ち回りがで…

M&Aでの役員生命保険積立金は会社分割で継続&節税しよう

M&Aで株式を売却してしまうと、会社で掛けている法人契約の役員生命保険は、買い手が契約し続ける義理はまったくないので、通常は解約となります。 ほとんどの場合で、解約返礼率がピークに達するだいぶ前に解約となるため、貯蓄型保険としては損をすることになります。 また、役員本人が個人で保険契約を買い取る方法もありますが、この場合はこれまでの保険料に加えて買取資金を売り手個人が支出しますので、2重に保険料を…

M&Aでのオペレーティングリースは会社分割で損失回避しよう

節税に熱心なオーナー経営者さんの場合、航空機や船舶などの匿名組合を利用したオペレーティングリース(レバレッジリース)という節税商品を会社で保有していることがあります。 オペレーティングリースを行うことは、通常の事業をしている場合、タックスプランニングの観点で活用する分にはよいと思います。ただ、M&Aで会社を売却しようとすると、オペレーティングリースはたちまち厄介者になります。残念ながら多くの場合…

仲介業者は教えてくれないM&Aの売り手の9つのデメリット

M&Aの仲介会社の話を聞いたり、売り手向けのM&Aセミナーに行ったりすると、M&Aが実に素晴らしい事業承継策であることを情熱的に語ってくれます。 このような彼らが言う甘言蜜語を真に受けてはいけないことは、「鵜呑みは厳禁!M&A業者が言う『売り手のメリット』7選とその真相」でご説明していますが、では、彼らが「言わない」ことはなんでしょうか? すなわち、M&Aのデメリットです。メリットがある以上、…

騙されるな!M&Aの相談相手はウラ側も知って慎重に選ぼう

初めてのM&Aでは、誰しもが大きな不安を抱えます。身近にM&Aに詳しそうな方がいれば、相談したくなるのは当然ですよね。 M&Aは理論理屈よりも、経験と本質がモノを言う世界です。M&Aに本当に詳しい方に相談できれば、これほど心強いことはありません。 ただ、気を付けてください。マトモにM&Aを語れる人は決して多くありません。 いわゆるM&A業者ですら、新興業者や転職者が爆発的に増えているおかげで、…

中小企業M&Aの注意点10選!売り手が失敗しないための行動を解説

M&Aは人生を懸けて育ててきた会社・事業を譲渡するたった1回のチャンスです。失敗してしまうと取り返しのつかない後悔を生みますので、絶対に万全を期して成功を目指したいところです。 しかし、初めてのM&Aでは何に注意すべきかもよくわからず、大きな不安を感じますよね。 そこで、弊社では中小企業M&Aの売り手が注意すべきポイントを、以下の10個にまとめました。この10の注意点は、私が中小企業M&Aに密着し…

【図解】株式売却M&Aの税額が半分にも!?個人売主の3つの節税策

株式を売買するM&Aでは、売主であるオーナーさんに多額の収入がもたらされます。 高く売れれば売れるほど、オーナーさんにとってはハッピーな話なのですが、そのとき気になるのが「税金」の問題です。多くても数千万円で作った会社が、何億、何十億、時には何百億という価格で売られますので、譲渡益は巨額になり、納税額も大変高額になります。 税金を納めるのは当然の義務なのですが、譲渡後引退となることの多いオーナーさ…

【図解】M&A株式売却で役員退職金を使った節税方法を徹底解説

中小企業のM&Aでポピュラーな節税策として、「株式譲渡代金の一部をオーナー社長の役員退職金に充てる」というものがあります。節税額としては数百万円までとそこまで大きくはないのですが、かなり有名な方法で、中小企業M&Aの業界人なら知らぬ者はいない節税スキームです。 今回は、そんな役員退職金を使ったM&Aの節税スキームについて、図解やグラフを交えながら解りやすく徹底解説します。 なお、この方法で売り手…

【売主向け】DD後の最終条件交渉で負けないM&A価格交渉術

M&Aが佳境に入ると、最終的な売買価格を決定する交渉が非常に激しくなります。買い手は少しでも安く、売り手は少しでも高く売買しようとしますので、時には破談を口にしながらのガチンコの交渉になります。 ただ、中小企業のM&Aの場面では、圧倒的に売り手が劣勢です。なぜなら、多くの中小企業オーナーには財務・会計の知識は乏しく、うまく反論することができません。買い手は、当然会社のマイナス面を強調しますが、プ…