M&A

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事業承継でM&Aを大成功させるための知識と知恵のすべて

このページにたどり着いた方の多くは、M&Aを選択肢として真剣に考えているものの、想像できない世界のために大きな不安を感じているという方でしょう。「悪質な業者に騙されるのではないか?」という懸念を持っている方も相当いらっしゃると思います。 中小企業経営者様のお話を伺うと、「本音では、赤の他人に会社を売却するなんてしたくないよ」という方が大半です。私も中小企業の経営者ですので、人生を懸けて育ててきた…

【図解】第三者割当増資でのM&A手法と実務では全然使われない理由

中小企業M&Aを実現するスキーム(手法)は、組み合わせれば理論的には無数に考えられるのですが、実務上は以下の4つのスキームが大半となっています。 単純な株式売買スキーム ヨコの会社分割(分割型分割)スキーム 事業譲渡スキーム タテの会社分割(分社型分割)スキーム しかし、M&Aの書籍やWeb記事を覗いてみると、「合併」のように「理論上は可能だけど実際に実施すると大変なことになるM&A手法」が紹介され…

親会社が子会社株式をM&Aで売却する前に検討したい2つの税金対策

当サイトでは「【図解】株式売却M&Aで税額が半分にもなる個人株主の3つの節税策」という記事で、個人の株主がM&Aで会社・事業を売却する際に有効な3つの節税手段をご紹介しています。 上記の記事は、個人のオーナー経営者を対象としていますので、親会社がその子会社を他社に譲渡するケースでは、使える節税策と使えない節税策がある点に要注意です。 そこで今回は、売り手株主が会社であるM&Aでは、どのような節税…

まるで別モノ!図解で「合併」と「買収」の違いをわかりやすく解説

「合併」や「買収」という言葉を新聞紙上で見かけない日はありません。それだけ浸透した言葉なのですが、両者の違いをきちんと説明できますか? 「合併」と「買収」は、共通点はありますが、全然分野の違う言葉です。M&Aの話をするときは、この点は意識的に区別しなければいけません。 結論を先に説明すると、合併と買収はそれぞれ以下のようなものです。 合併とは、2つの会社を融合させる「組織再編」のこと(目的は関係な…

サラリーマン個人のM&Aは99%失敗すると思うシンプルな理由

最近「M&A 個人」などの検索ワードで当サイトにたどり着く方も多いようです。このページをご覧のあなたもその1人かもしれません。 どうやら「老後の資産形成には個人M&Aが最適だ」とか書いてあるトンデモ投資本が売れたことが大きな原因のようです。「個人でもM&Aなんて簡単だ」的なことが書いてありますが、素人がそう考えてくれれば彼らが儲かる仕組みだから。サラリーマン向けの不動産サブリース投資と同じ構造…

「企業価値評価」と「自社株評価」の違いとM&Aで役に立たない理由

M&Aの世界は同義語が多い一方で、似たような言葉でも全然違う意味だったりすることもあり、初心者の方は大変戸惑うことが少なくありません。特にM&Aの検討段階では、身近にプロがいるわけでもないため、心細く感じる方も多いでしょう。 最近ご相談者様から、「『企業価値評価』と『自社株評価』の違いについて教えて欲しい」というご質問をいただきました。ある程度経験を積めば自然とわかってくる違いですが、初めてだと…

【中小企業M&A入門】初心者でも絶対押さえるべき7つの基礎知識

M&Aという事業承継の手段に興味はあるという中小企業経営者の方は多くいらっしゃいます。 しかし、まったく馴染みのない世界である上、業者・業界の評判はすこぶる悪いので、大きな不安を感じている方も非常に多いようです。 実際、中小企業M&A業界は非常にアコギな業界ですので、何の基礎知識も持たない「情報弱者」がM&Aを成功させることは容易ではありません。勉強せずに成功を目指すのは、単なる運に身をゆだねる…

プロ直伝!M&Aが成功する事業計画が誰でも作れる7ステップ

M&Aは買い手企業にとっても多額の投資を行う一大プロジェクトであり、絶対に成功させる意気込みで臨まなければなかなかうまくいきません。 したがって、M&A実施前に事業計画を作るのは当然のことであり、企業価値評価よりもはるかに重大なプロセスです。事業計画によってM&A価格やPMI(M&A後の統合作業)の方針が決まりますので、M&A成功の大黒柱と言っても過言ではないでしょう。 では、その事業計画はどの…

株券がなくても大丈夫!紛失・不発行でもM&Aで株式を売る手続

社歴の長い会社の経営者さんに、少し申し訳なさそうに、 うちは株券を発行しているはずの会社らしいんだけど、株券なんて見たこともないし、たぶん実際には発行していないだろう。 と言われることがあります。こんな場合、株式譲渡でのM&Aは可能なのでしょうか? 結論から言えば、可能です。 このような中小企業は世の中にごまんとあり、実際にこれによって株式売買が頓挫するのを見たことはありません。 では、どのような手…

「連結納税」はM&Aとは相性最悪と言える5つの致命的デメリット

M&Aに関連してよく話題に上がる税制度の1つに、「連結納税」と呼ばれるものがあります。 後述しますが、連結納税とは、法人税の税額計算を行う際、国内の100%グループを一体として合算で計算する制度です。連結納税を選択するかしないかは納税者の自由で、税額が減る方を決めていいという制度になっています。 しかしながらこの連結納税制度、2002年にスタートして以来、あんまり浸透していません。一部の大企業が行政との付…

オススメなんてカネ次第?M&Aのウラで動く【紹介手数料】の話

中小企業経営者がM&Aについて相談する相手として、一番多いルートが「銀行」と「顧問税理士」です。多くの経営者にとって一番身近な経営コンサルタントだからでしょう。 ただ、残念ながら彼らの大半はM&Aなんてサッパリわかりません。最近は銀行でもM&Aの研修をしているようですが、ナマのM&Aを体験しなければ本当のところはわからないものです。 最近は名刺に「ナントカエキスパート」などと書いている銀行マン…

事業譲渡とタテの会社分割(分社型分割)の違い/税・手続・簿外債務

中小企業M&Aでは、主に次の4つのM&Aスキームが選択されています。 単純な株式売買スキーム ヨコの会社分割(分割型分割)を用いたスキーム 事業譲渡(営業譲渡)スキーム タテの会社分割(分社型分割)を用いたスキーム このうち、「事業譲渡」と「タテの会社分割」は、会社のうち特定の事業のみを売買するスキームであり、法人税の発生もほとんど同じ仕組みです。 このように共通点の多い両スキームですが、中小企業M…