M&A後の事業・組織に関する質問
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PMIについて売り手が気を配ることはあるか?
PMI(ポスト・マージャー・インテグレーション)とは、M&A直後に買い手企業が対象会社をグループ企業として迎え入れるために行う一連の取り組みのことです。たとえば社長業を引き継いだり、対象会社の社内ルールを整備することなどですが、このPMIで失敗すると、対象会社は大きな混乱の渦に巻き込まれ、M&Aの失敗に直結します。
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特に従業員さんたちに気を配りましょう
PMIは買い手企業が責任をもって行うものであり、売り手オーナーとしてはサポート役に徹すべきものです。あまり出しゃばるべきではありません。しかし、M&A後の事業運営が気になる方であればまったく何もしないわけにもいきません。PMIで特に重要な以下の点はよく認識し、うまくサポートしてあげましょう。
- 取引先への挨拶は速やかに行うこと
- 従業員さんの衝撃は予想以上であり、特に気を使うこと
- 事業の引継で知ってもらうべきことは何度も伝えること
特に従業員さんのケアがもっとも重要な仕事になります。買い手企業から派遣されてきた人が速やかに組織文化を把握することは難しく、うまく波長が合わないと従業員さんたちの不安は短期間で増幅されていきます。少しでも安心してもらえるように立ち回りましょう。