faq

同業者の軍門に下ったと思われるのは嫌だ

中小企業のM&A最大の難関が、このような売り手側の心理によるものです。M&A業者は売ることの素晴らしさを語ってくれますが、経営者として割り切れない思いがあるのは当然のことでしょう。

無理に自分を曲げて売るなら、売らないほうがいいでしょう

上場会社のM&Aは株主の金銭的利益を追求する義務がありますが、中小企業のM&Aでは必ずしもその必要はありません。いわば、中小企業M&Aは経営者の「個人的願望」の追求と言えます。売り手本人が腹落ちしていないことを、外野の声で無理に捻じ曲げて強行する必要はどこにもありません。

もっとも、私自身も「会社を売る=他社の軍門に下る」ことだとは考えていません。そのような考え方は全国的に急激に薄らいでいると感じています。とはいえ、それはあくまで他人の意見。あなたが心から納得できないなら、敢えてする必要はありません。

ただ、そうは言っても、他に後継者がいない中で事業を存続させるなど「M&Aをしなければ実現できないこと」もあります。他の手段に比べて入るお金も大きいでしょう。

何をメリットと考え、何をデメリットと考えるかは人それぞれですが、ご自身なりのメリット・デメリットを天秤にかけ、冷静に判断していただくのが何より重要なことだと思います。

関連する質問