貴社の本当の価値を証明するために、どのような議論を重ね、どのように強みを掘り出していくのか。
STRメンバーが経営者の皆様と重ねた試行錯誤の過程をIM編集後記としてご紹介します。
あくまで一例です。
雑多な数字の海から、7店舗それぞれの「本当の実力」を救い出した事例
今回ご支援したのは、近畿地方で和食系の飲食店を7店舗展開されている会社様でした。
この会社様には、ひとつ大きな特徴がありました。店舗の業態変更が頻繁で、閉鎖する店舗と新規出店が毎年のように入れ替わっていたのです。5年前と今とでは店舗の顔ぶれがかなり違う。経営者としての機動力の証でもありますが、M&Aの場面ではこれが厄介な問題を生みます。
期ごとの損益計算書を見ても、
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既存店の実力なのか、すでに存在しない店舗の損益が混じってはいないか
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新店の立ち上がり(投資)が効いているのか
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閉鎖店舗の撤退コストが混ざっているのか
が渾然一体となってしまい、「今ある7店舗は、それぞれどのくらいの力があるのか」が読み取れない状態でした。
7店舗という規模ですと、1店舗の出退店が全体の数字に与える影響が大きいものです。だからこそ、全体の数字をそのまま見せるだけでは、この会社の本当の実力が正しく伝わらない──最初に向き合ったときの率直な実感でした。