買い手探しと選択に関する質問
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M&Aが下手な買い手企業に特徴はあるか?
売り手にとってM&Aの成立が成功とは違うように、買い手にとってもM&Aの成立は成功とは限りません。そして、M&Aのコツを掴めておらず、失敗を繰り返している買い手企業もあります。お金だけをM&Aの成功と定義するならともかく、M&A後の事業運営がうまくない買い手にはなるべく売りたくないというのが本音でしょう。では、どのような買い手に注意すべきでしょうか?
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デューデリジェンスがいい加減な買い手は、たいていM&Aが下手です
M&Aが下手な買い手企業は、例外なくデューデリジェンスに手を抜いています。買い手にとってデューデリジェンスとは、自分たちが考えている事業計画の実現可能性を確認し、その成功を阻害する要因を認識する重要なプロセスです。これに手を抜くということは、そもそもM&Aをわかっていないとしか言いようがありません。
より具体的には、以下のような特徴があります。
- 外部の弁護士・会計士任せで、会社の人間が現場に来ない
- DDチームの質問が表面的で、ビジネスの本質に踏み込んでこない
- キーパーソンを確認したり、面談を希望したりしない
- 名義株など、中小企業M&Aではよくある些末な問題に時間を使いすぎる
こういう買い手に売ると、M&A後の事業運営で失敗することが少なくありません。よく注意して相手を見定めましょう。