M&Aの手数料相場一覧!大手仲介5社の金額が計算できるシート付

2021年7月6日更新:㈱ストライクに報酬体系変更あり 2021年7月11日より、ストライクの着手金が廃止され、中間報酬に移行するとのことです(参照:日経新聞7月5日付)。詳細が判明次第更新します。 将来的な選択肢としてM&Aを考え始めた方が、最初期に必ず疑問に思うことがあります。 M&Aって、どのぐらい業者に手数料を払うんだろう・・・? 手数料は高額だと聞くけど、それっていくらぐらいだろう・・・? M&Aのことは他人に相談しづらいので、人知れず不安を感じていらっしゃる方も多いでしょう。 M&Aの手数料が高額なのは事実ですので、少しでも安いほうがいいに決まっています。しかし、安くても使う価値のない(使わないほうがいい)低質・悪質な仲介会社も少なくないので、費用対効果を考慮しながら選択しなければなりません。 実は、大手仲介会社や優秀な仲介業者の中であっても、手数料の設計は驚くほどバラバラです。そのため、正しい手順で仲介会社を比較していくことで、優秀な業者の中から自社にとって最も安い業者を選ぶ必要があります。 一方で、適切な比較なく仲介会社と契約をしてしまうと、過度に高額な手数料を払ってしまうことも少なくありません。手数料計算は複雑に設計されていますので、他者にとっては安くても、自分にとっては非常に高額というケースもよくあるのです。 この記事では、 M&Aで売り手が支払う手数料の一覧と、総額を把握する際のポイント 3つのモデルケースで見る上場系5社の手数料の比較 自社のケースで仲介5社の手数料を計算・比較するエクセルシートの配布 優秀な仲介会社から少しでも安い会社を選び出す実践テクニック 高い手数料を払ってでも仲介業者を使うことのメリット を、基礎からわかりやすく解説していきます。なお、エクセルシートで手数料をご紹介する上場系仲介会社は以下の5社です。 株式会社日本M&Aセンター M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 株式会社ストライク 株式会社FPG フィンテックM&Aソリューション株式会社 ▶エクセルシートのダウンロードと使い方説明へジャンプ! 最後まで読んでいただければ、自社のケースで発生するM&A手数料の概要がスッキリと理解できるとともに、悪質ではなく、かつ、過度に高額でもない仲介会社を賢く選ぶテクニックが身に付くでしょう。 YouTube動画でも解説 後述するとおり、M&A仲介の手数料の大半は成功報酬で構成されていますが、その計算式は「レーマン方式」と呼ばれる複雑な方法であり、しかも各社バラバラの設計をしているので、慣れていないと間違えてしまいやすいところです。 この記事では仲介手数料の全体像を広く紹介していますが、別途成功報酬にフォーカスした動画を作成しました。併せてご覧いただくことで、より深い理解が可能になると思います。ぜひご覧ください(13分50秒)。 M&A仲介手数料はこんなバラバラ!知らなきゃ大損のレーマン方式を解説 この記事の内容(クリックでジャンプ)売り手が支払うM&Aの手数料一覧仲介に払う手数料は90%以上が成功報酬M&Aの手数料は案件ごとに各社バラバラ!手数料は「自社に当てはめて」比較することが大事!M&amp … 続きを読む M&Aの手数料相場一覧!大手仲介5社の金額が計算できるシート付