M&A価格を高くする「のれん代」とは何か日本一わかりやすく解説!

「のれん」とか「のれん代」、あるいは「営業権」という言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、その内容についてきちんと説明できる人は、意外なほど少ないのが現状です。 多くの方が、真剣にM&Aを考えながら、のれん代というよくわからない概念に振り回されています。そして、必要以上に複雑に捉え、よくわからなくなり、「よくわからないからプロに丸投げしよう」と諦めます。 そんな状態でM&Aを「成立」させてしまい、大きな後悔を感じている人も少なくありません。 でも実は、M&Aという取引の本質を理解できると、「のれん代」はとてもシンプルな概念であることがわかります。 そして、のれん代はなるべくシンプルに捉えることが正解であり、難しく考えるほど泥沼にはまっていくことになります。 この記事では、 のれん代のどこよりもわかりやすい解説 のれんの「正体」についてのご紹介 (売り手向け)のれん代を高く評価させる3つのコツ (買い手向け)のれん代の会計・税務の概略 を解説していきます。 第1章をご覧いただければ、「なんだ、のれん代ってコレのことか」と感じていただけますし、最後までご覧いただければ、あなたの会社ののれん代を最大化させてより高く売るコツがハッキリと掴めるでしょう。 YouTube動画でも解説しています お陰様でこの記事は大変好評をいただいていますので、本記事の中核となる「のれん代とは何か?」について、YouTubeに解説動画を投稿しました。以下のようなありがたい感想もいただいています。 10分39秒の動画ですが、お時間がある方はぜひご覧ください! のれん代とは何かを日本一わかりやすく解説!(本題は2分5秒からになります) ※同じ説明を本記事でしていますので、視聴環境にない方はこのまま以下をお読みください。 この記事の内容(クリックでジャンプ)図解!のれん代とは「『事業の値段』と『使用財産の値段』の差額」のことのれん代は「M&Aでしか手に入らない無形財産への対価」のれん代は買い手の主観で決まるのれん代を高くしたいなら行うべき売り手の3つのコツ高く売るコツ1.自社を高く評価してくれる買い手に売り込む高く売るコツ2.買い手に「欲しくなるような情報」を与える高く売るコツ3.買い手候補同士を競わせて「争奪戦」を巻き起こす(買い手向け)のれん代の会計税務の6つの常識1.連結決算で「のれん」という無形固定資産になる2.「のれんの償却」は会計基準によって扱いが異なる3.十分な利益が出ないと「のれんの減損」となる4.のれん代がマイナスになると「負ののれん発生益」5.個別決算では、のれんは滅多に登場しない6.税金計算上は2パターンの処理があるおわりに 図解!のれん代とは「『事業の値段』と『使用財産の値段』の差額」のこと のれん代について平たく表現すると、 「M&A対象となる事業全体の値段」と「その事業が使っている財産の値段」の差額 のことです(下図)。 事業は、個別の価値がはっきりしている財産(有形財産)が独立してお金を稼いでいるのではありません。 これら有形財産に加えて、「技術」や「ブランド」と言った個別の価値がはっきりしない財産(無形財産)があり、それぞれの財産が一体活用され、連携して大きな価値を生み出すものです(下図)。 そのため、普通、 … 続きを読む M&A価格を高くする「のれん代」とは何か日本一わかりやすく解説!