fbpx

事業承継

M&A(譲渡)

会社の譲渡で「雇用維持」を実現するM&Aプロセスの7つのコツ

M&Aで雇用維持

売り手として弊社にご相談に来られる方の多くが、「従業員の雇用は守りたい」とおっしゃいます。そもそも、「自分の引退後も雇用を維持したいからM&Aを選択した」という方も少なくありません。

昨今は多くの大手企業がM&Aを成長の選択肢としていますので、一定規模の会社であれば、買い手を見つけることはそこまで難しいことではありません。一方で、M&A後の事業運営は完全に買い手に掌握されるため、売り手としてM&Aの将来に希望がある場合、それを実現するには少々コツが必要です。

そこで、売り手がM&A後の雇用維持を強く望む場合、M&Aプロセスにおいてどのように立ち回るべきかを、7つのポイントにまとめました。これをしっかり読んでいただければ、M&Aで誰かを不幸にしてしまうリスクは大幅に引き下げることができるでしょう。

(さらに…)

M&A(譲渡)

事業承継後に後継者がM&Aで会社を売る際に注意すべき6つのこと

事業承継後のM&A

事業承継を目的としたM&Aは件数が非常に伸びているところであり、多くの中小企業経営者が(成功か失敗かは別として)M&Aで後継者を見つけているのは事実です。

一方、私がおそらくこれから伸びるであろうと予想しているのが、「一旦は事業承継で息子に継がせたものの、本人の健康状態や素質、家庭事情から、短期間でM&Aを選択し直すケース」です。

実は、弊社でもこれまでで数件だけ、このような「事業承継後のM&A」に関与させていただきました。多くの経営者が世代交代を迎えていますので、母数の大きさからすれば一定割合でこのようなニーズは存在すると思います。先代経営者からすると残念な展開だと思いますが、事業の先行きが厳しいようであれば、高く売れるうちに売るというのも選択肢の1つではあります。

事業承継後のM&Aのコツは、基本的には通常の事業承継M&Aと同様であり、「事業承継でM&Aを大成功させるための知識と知恵のすべて」でご紹介している内容を読んでいただければ成功率は確実に上がります。ただし、事業承継後という特殊事情を踏まえて少々アレンジが必要と思われます。

そこで今回は、事業承継後に後継者が会社を売る際に注意すべきポイントについてご紹介したいと思います。

(さらに…)

M&A(譲渡)

「企業価値評価」と「自社株評価」の違いとM&Aで役に立たない理由

企業価値評価と自社株評価の違い

M&Aの世界は同義語が多い一方で、似たような言葉でも全然違う意味だったりすることもあり、初心者の方は大変戸惑うことが少なくありません。特にM&Aの検討段階では、身近にプロがいるわけでもないため、心細く感じる方も多いでしょう。

最近ご相談者様から、「『企業価値評価』と『自社株評価』の違いについて教えて欲しい」というご質問をいただきました。ある程度経験を積めば自然とわかってくる違いですが、初めてだと確かに戸惑うワードです。

企業価値評価と自社株評価は、同じ「自分の会社の価値評価」という共通点はありながら、まったく分野の違う言葉です。さらに言えば、どちらもM&A価格とはあまり関係ないものですし、M&Aの実務においてはほとんど役に立たない情報であるという点では共通しています。M&Aに本気で取り組むなら両者の違いなんて気にすることはないですし、それを知ること自体に大きな意味はありません。

とはいえ、非常にモヤモヤした状態で意思決定するわけにもいかないでしょう。今回は、企業価値評価と自社株評価の違いについてご説明するとともに、M&A価格とは全然別物である理由をご説明します。

本稿は弊社代表の古旗淳一(公認会計士・税理士)が執筆しています。「企業価値評価」「自社株評価」という言葉の一般的な用法に則った解説であり、厳密な定義が規定されているものではないため、使用者によって若干意味が異なるケースがある点にご留意ください。

(さらに…)

M&A(譲渡)

間違えてはいけない事業承継とM&A(事業の外部譲渡)の違い

事業承継とM&Aの違い

弊社は「組織再編」や「M&A」を専門にしている会社ですが、それを説明すると「じゃあ事業承継もできるんですね?」という反応が返ってくることがあります。どうも、世の中一般の感覚では「組織再編やM&A」と「事業承継」が似たようなもののようです。

このような質問への回答としては、

弊社は事業承継手段としてM&Aをするなら得意分野ですし、事業承継に絡めて組織再編をするならぜひ頼りにしてほしいですが、それ以外の事業承継は本業ではないので、それぞれのプロに頼んでください。

という回答になります。中にはキョトンとされる方もいらっしゃって、まだまだ情報発信が足りないのだなと反省するところです。

M&A(事業の譲渡)は事業承継の数ある選択肢の1つです。また、事業承継はM&Aの数ある目的の1つです。事業承継をしたいというニーズに対して、M&Aはひとつの回答ではありますが、それがすべてではありません。

事業承継業界や中小企業M&A業界には怪しい業者がたくさん入り込んでいますので、このような両者の関係性をしっかり理解しておかないと、口車に乗せられ本来選択すべきでないM&Aをしてしまうようなことも起こりかねません。今回は、事業承継とM&Aの違いと両者の関係性についてご説明しましょう。

(さらに…)

M&A(買収)

サラリーマン個人のM&Aは99%失敗すると思うシンプルな理由

個人のM&A

最近「M&A 個人」などの検索ワードで当サイトにたどり着く方も多いようです。このページをご覧のあなたもその1人かもしれません。

どうやら「老後の資産形成には個人M&Aが最適だ」とか書いてあるトンデモ投資本が売れたことが大きな原因のようです。「個人でもM&Aなんて簡単だ」的なことが書いてありますが、素人がそう考えてくれれば彼らが儲かる仕組みだから。サラリーマン向けの不動産サブリース投資と同じ構造です。

個人がM&Aで中小企業を買収し、経営に成功することは、決して不可能ではないと思います。しかし、とても簡単なことではありません。「自分にはキャリアがあるから大丈夫」とか「大企業のノウハウを注入すれば中小企業経営なんて難しくない」と思っていると、個人M&Aは99%失敗すると断言できます

それはなぜなのか? その理由は本記事でじっくりご説明しますが、シンプルに説明すると、

サラリーマンと中小企業経営者は、根本的に違う職業である

ということです。

これを理解せずにサラリーマン気分、中間管理職気分で中小企業経営者になってしまうと、まず間違いなく一生後悔する結果に終わります。少しでも成功の可能性が欲しかったら、「サラリーマン」から「中小企業経営者」へと生き方そのものを変える必要があるのです。

今回は、なぜサラリーマンがM&Aをすると失敗するのか、そして、どのようにサラリーマンから脱皮して事業を引き継いでいくべきなのか、中小企業M&Aという特殊な取引について知る者としての意見をご紹介したいと思います。

(さらに…)

M&A(譲渡)

事例で学ぶ円満なM&Aのための従業員への説明のタイミングと方法

M&Aの従業員への説明

M&Aで一番気が重い問題が、従業員さんにM&Aのことを説明しなければならないことです。なんだかこれまで自分についてきてくれた従業員を裏切るような気がして、大変心を痛める売り手経営者さんが少なくありません。リーダーという立場からすれば当然のお悩みでしょう。

ただし、そのプレッシャーに負けてか、M&Aプロセスの初期段階で従業員さんたちにM&Aのことを相談してしまう方がいますが、それには同意できません。

従業員さんたちの身になって考えれば、まだ何もかも未定の段階で突然M&Aをカミングアウトされても困ります。「これから我々はどうなるんですか?」という当然の質問に対して、「それはこれから決めていきます」という回答はあまりに無責任で、これほど不安をあおる言葉はありません。

では、いつ、どのような形で話をしていくべきでしょうか。今回は、従業員さんたちへの説明のタイミングと方法についてご説明します。

(さらに…)

M&A(譲渡)

中小企業M&Aの本質は売り手経営者の「個人的願望」を追求すること

中小企業M&Aとは

突然ですが、中小企業M&Aとは何でしょうか?

言葉の意味としては「中小企業を対象とした経営権の売買取引」です。しかし、それは表面的な事実に過ぎません。

もしあなたが、事業承継やその他の理由で自分の会社を譲渡しようと考えているとしましょう。あなたは、その譲渡を「株式という単なる資産の売買取引」と割り切れるでしょうか?

大企業のM&Aはビジネス取引かもしれませんが、中小企業M&Aは単なるビジネスとは割り切れない、一人の人生の大きなターニングポイントです。あなたは大きなお金を手に入れる一方で、大きな何かを手放します。そこには、お金を超えて希求される何かがあるはずです。

私は、M&Aを大成功させた元売り手オーナーを数多く知っていますが、その一方で、大失敗させてしまった元売り手オーナーも嫌になるほど見てきました。そして、多くの成功者に共通し、失敗者には当てはまらない中小企業M&Aの本質を深く考えてきました。その結果辿り着いた答えとして、「中小企業M&Aの本質的な定義」は以下で表現できると考えています。

中小企業M&Aとは、経営者でもある売り手本人の「個人的願望」の追求である

中小企業M&Aの本質とは何でしょうか? それを知っておくことは、中小企業M&Aの成功の礎になります。以下、中小企業M&Aの特徴から考えてみましょう。

(さらに…)

M&A(譲渡)

会社を売ると、あなたに何が起こるのか?~覚悟はできていますか~

会社を売るとはどういうことか

このページにたどり着いたあなたは、会社を売るということに対して漠然とした関心を抱いている経営者の方かもしれません。

「なんとなく興味はあるけど、会社を売るということがどういうことか、今いちイメージできていない」という方もいらっしゃるでしょう。
あるいは、M&Aアドバイザーから「今売れば〇億円が手に入りますよ」とか「後継者問題が一気に解決しますよ」という営業トークを聞いて、漠然と興味を持ち始めた段階かもしれません。

筆者は、中小企業のM&Aを数多く見てきました。私自身は会社を売ったことはありませんが、会社を売ったことのあるたくさんの元経営者様の話を聞いています。そして、多くの方が口を揃えて言うのは、「一度実際に売ってみて、初めて会社を売るということの意味がわかった」という言葉です。

今回はその経験を元に、「会社を売る」ということがどういうことかをご説明します。
M&Aに対するイメージをより具体化していただくとともに、M&Aを成功させるために絶対的に必要な「会社を売る覚悟」について、ご理解いただければと思います。

(さらに…)

M&A(譲渡)

社長交代?M&A後の経営者の処遇と仕事、引退のタイミング

M&Aと社長交代

M&A、特に中小企業M&Aでは、M&Aの成立後に社長が退任することがほとんどです。

「M&A後も引き続き元社長に経営してほしいという買い手のほうが多い」的なことが書いてある仲介会社の広告もありますが、一部の例外ケースを誇張しているだけです。専属アドバイザー契約が欲しい気持ちはわかりますが、ちょっとやりすぎかなという気がします。

とはいえ、そのような希望を出す買い手企業が存在することは事実ですし、残る方法がまったくないわけではありません。残ったら残ったで茨の道ですが、方法はあります。

また、本人には特に続投希望がない場合でも、一定期間は「顧問」などの肩書で会社に残ることを要望されることが多いです(今度は事実です)。この際のポジション、職務内容、そして引退のタイミングはどのようなものでしょうか?

これらは買い手の要望によるところが多いですが、ある程度スタンダートがありますので、今回は本物の事例として一般的な慣行をご紹介しましょう。

(さらに…)

M&A(譲渡)

株主名簿に別の人!中小企業M&Aの【名義株】3つの解決策

M&Aでの名義株と解決策

中小企業のM&Aでよくある法務上の問題が、「株主名簿と実際の株主構成が一致しない」という、いわゆる「名義株」の問題です。

名義株が何かは後述しますが、過去の商法規定の影響により、名義株が存在している中小企業は相当多く存在します。このような場合、M&Aで会社を譲渡する際は、名義上の株主も巻き込んでいかなければならないのでしょうか?

実は、名義株も対応さえ誤らなければ、そう大きな問題ではありません。中小企業M&Aではありふれたものなので、中小企業M&Aの実務経験が十分にあるアドバイザーや弁護士であれば、すぐに状況に応じた解決策を講じてくれます。

その解決策とはどのようなものか? 今回は、名義株の問題と解決法についてご説明しましょう。

(さらに…)

事業承継M&Aが失敗する単純な理由とは
初めての売り手が直面するカベと2つの対策
M&Aが失敗する単純な理由
売り手がぶつかるカベと対策